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シグナスXの快適カスタム (シートダンパー編)

今回の快適カスタムは、シートダンパーです。

シートに対する不満点が、もう1つあります。シートを開けたときに、自動で跳ね上がるダンパー機能がないことです。自動で跳ね上がらないことは全く不満はなかったのですが、開いていたシートが、ちょっと車体に振動が加わると、バタンと倒れてくることが頻繁にあることの方が不満でした。そんなときに、シートダンパーなるパーツがあることを知り、購入しました。

どういう代物かと言えば、簡単に言うとバネになっており、シートを開けるとバネの力で自動で跳ね上がります。跳ね上がったら手で下げないと降りてこないので、シート内をゴソゴソと触っているときに、勝手に倒れてくることがなくなって快適になりました。

しかし、この部品を取り付けるのが大変でした。

シートとバイクの付け根の部品としてシャフト(棒)があるのですが、バネの円柱の部分の直径が、純正シャフトの直径と同じでなければ、取り付けができません。そのため、純正シャフトよりも細いシャフトが付属として付いてきます。取り付け部分を加工することなく、ポン付けできると書いていたのですが、バネの円柱部分がどうしても干渉してしまい、バネの円柱が当たるバイク側の部分を一部削らないといけなくなりました。大半のレビューが「ポン付けできた。」と書いてありました。誰かのレビューで「ポン付けできると書いてあったのに、加工しないと付けられなかった。」と書いてあるのを見て、運の悪い人だと思っていたら、自分のもそうなり、気持ちが凹んでいました。幸い自分より工作の得意な同じシグナスX乗りの同僚がいて、ルーターなる工具で削って、なんとかはまるようになりました。はまるようになったら、今度は、ねじを締めるのが大変でした。バネが開く方向に戻ろうとして、ネジが止めにくかったです。2人がかりでなんとか止めることができました。Youtubeの動画で一人でいとも簡単に取り付けている動画がありましたが、なかなかそうは上手くいきませんでした。

取り付け後、通常ならキーを回してシートオープンすると、すぐに跳ね上がる予定でしたが、立て付けが悪かったせいか、開閉フックの部分が干渉して、一回手で少し補助してあげないと跳ね上がりませんでした。最初がっかりしたのですが、すぐにこれはむしろこれで良かったと感じました。キーを回していきなり跳ね上がると自分の体に当たるからです。そんな訳で、取り付けてから1週間ほどは、自動で跳ね上がる習慣が体に染み付いていなかったため、手で上げようとしたら勝手に跳ね上がるので「うわっ!」といつも驚いていました。

まとめ

1週間もすれば、完全に慣れました。やはり自動オープンするのは、大変楽でよいです。メットインをゴソゴソしているときに、勝手に倒れてこなくなったので、余計なイライラもなくなりました。最新の価格等、商品内容は下記を参照してください。

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