今回は、シグナスXの経済的なエアフィルターの紹介をします。
以下が純正互換品のエアフィルターです。(上に写っているのは、アルミの板で本来後ろ側に装着されているのですが、外れてしまいました。)
シグナスXでは、以下のエアクリーナーボックスの中に入っており、空気中のホコリ・ゴミを除去します。
素人でも簡単にできるエアフィルター交換ですが、ネットで純正互換品のエアフィルターを購入し、私も3回ほど自分で交換しました。正直、交換前後で、走行性能や燃費に違いがあるのか、あまり体感できません(私が鈍感なだけかも)が、真っ黒に汚れたフィルターを見ると交換した方がいいのだろうなと思い、交換していました。
注文する度に、消耗品とはいえ、なにかもったいない気がしておりました。というのも、エアフィルターと似たものに、クランクケースフィルターがあります。
以下が、クランクケースフィルターです。
純正のエアフィルターのフィルター部分(オレンジ色の部分)が紙素材でできているのに対して、クランクケースフィルターはスポンジ素材でできております。スポンジ素材だと洗って再利用できます。スポンジ素材で構成されているエアフィルターはないものかと検索してみたら、KOSOから以下の2つの商品がありました。
どうやら、旧タイプと新タイプがあるようです。
以下が旧タイプ(KN-AFCY-01)
以下が新タイプ(KS-AFCY-02)
旧タイプと新タイプの違い
何でも新しいものの方が良いように思うのですが、今回はあえて旧タイプを選択しました。
旧タイプのエアフィルター部品は純正品と同じサイズなのですが、新タイプは一回り大きくエアクリーナーボックスのサイズと同じになっているそうです。そのため、エアクリーナーボックスの内側と外側との間で挟むように取り付けるようです。一回り大きいエアフィルターはオレンジ色なので、取り付けたときにオレンジのラインが見えて、ちょっと格好いい気もします。
ここまでは、新タイプでもいいかなと思っていたのですが、気に入らなかったのが、取り付けるネジを付属の専用ネジを使用しなければいけなかったことです。ずっと、新タイプを使い続けるのならそれでもよいのですが、今後、純正品や純正互換品のエアフィルターを取り付けたくなったときに純正ネジが見当たらないといったことになるかと思ったので、純正のネジが使用できる旧タイプを選択しました。
商品紹介(旧タイプ)
以下が、購入したスポンジ交換式のエアフィルターです。
箱の裏はこんな感じです。(見えやすいようにケースから出しました。読めるかな?)
以下のような、比較データの紙も付いています。
以下が、エアフィルター本体です。
裏はこんな感じです。スポンジの厚みの分だけ飛び出ています。
スポンジを取り出すために、ネジを外してみました。
スポンジを外してみます。スポンジは2層構造になっています。手前に入っているのが、目の粗いスポンジです。奥に入っているのが目の細かいスポンジです。
全部ばらすと以下のような感じです。
お好みの吸気のセッティングがある場合は、2枚のスポンジを1枚だけ使用したりするようです。私の場合は、デフォルトのまま2枚とも使用しています。
そして、もう1つ購入したのが、スペアのスポンジです。
KN企画: ハイフロータイプ 汎用エアーエレメント 【KS-FI-CY01】
スペアのスポンジを購入した訳は、汚れたスポンジを洗うと乾くまでバイクが使用できなくなるからです。そのため、スペア品を取り付けてバイクにすぐに乗れるように準備しました。
交換作業
それでは、取り付けたいと思います。
エアフィルターの交換方法は、以下をご参考ください。
取り付け後の感想
空気の吸気量が増えたせいか、走りが少し力強くなった気もしますし、変わってないような気もします(やはり鈍感かもしれませんね)。ところが、20mぐらい走って最初にブレーキを掛けて停止したときにエンストしました。空気の吸気量が変更になったことに対して、インジェクションの制御が追いついていないのでしょうか?よく解りませんが、エンジンはすぐに係りました。たまたまだったのでしょうか?エンストしたのはその1回だけで、その後は止まっていません。
まぁ、今回の目的は走りに変化を求めておらず、エアフィルターの交換費用を経済的にしたかっただけですし、次回からは交換費用がかかりませんので大変満足です。