①46mmナットを外す
まず、最初に46mmのナットを外す必要があります。
46mmのナットを外す前に、印を付けておくのが定石のようです。私の場合は、最初から印が付いていました。(薄い青色のマジックです。写真撮影後に黒く太くマジックで描きなおしました。)
いろいろ工具を買って試行錯誤した結果、安全に分解するには、以下の道具が必要と結論付きました。「46mmソケット」と「クラッチコンプレッサー」です。
46mmソケットは、DAYTONA製です。
クラッチコンプレッサーは、メーカー名は解りませんが下記のようなものです。
頑丈仕様 クラッチスプリングコンプレッサーツール 最大155mm S017
「ウエイトローラーの詳細交換手順」のところで紹介したものとは違い、高さがもっと高いものです。46mmナットを外すと、縮んでいるセンタースプリングが勢いよく伸びようとしてパーツが顔などに当たる危険があるので、それを回避するために使用します。
下部の円のところに3つの凸が付いています。何のためにあるのか、いまいち不明です。ネットの情報で邪魔だからカットしたというのを見て、私もそう感じたのでグラインダーでカットしました。
しかし、カットしなくても問題なく使用できました。
それでは、46mmナットを外して行きます。
クラッチアッセンの46mmナット側を下にして、以下のような感じで挟み込みます。
ひっくり返して、ハンドル部分を靴の裏どうしで挟みこみ固定します。
46mmナット部分に、46mmソケットをセットします。
12.8mm角のラチェットを取り付けて、回して外します。
家庭用工具として使用するラチェットは9.5mm角のものが大半だと思いますので、以下のような12.8mmへの変換アダプタが必要になるかと思います。
しかし、私の場合は、下記のような12.8mm角のビットを使い、
コーケン ソケットアダプター 1/2”SQ. (BD023N-1/2)
電動インパクトドライバーを活用して取り外しています。
かなりきつく締まっているので、電動インパクトドライバーの力を借りたいところです。
46mmナットが取れました。
(次に続く)
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