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バイクメンテにもってこい!多機能電動工具マルチエボの紹介

電動工具使ってますか? あったら大変便利ですよ。
ホームセンターで買った組み立て家具を作成する際に、「あったら便利だろうなぁ。」と常々思っていました。
半年前からスクーターのウエイトローラーの交換を自分でするようになったのですが、毎回多数のネジやボルトを外したり付けたりすることが、面倒に感じてきました。そこで、以前より購入をためらっていた電動工具の購入を決めました。
前から欲しいと思っていた候補があって、迷わずそれに決めました。

それは、BLACK&DECKERのマルチエボシリーズです。本体とヘッドで構成されており、ヘッドを交換することで様々な作業が行える優れものです。また、それぞれ専用工具を買い揃えるより省スペースで収納も可能なところも魅力です。

単品で購入するよりも、スターターキットと呼ばれる、ヘッドが3点もしくわ4点付いているセット品を購入すると価格的にお得です。私が必ず欲しかったヘッドは、ドリルドライバーEDD183とインパクトドライバーEIH183です。
ですので、セット品はマルチツールプラスEVO183P1を選択しました。

それと、バイクや車のメンテナンスで使用できると思っていたので、インフレーターヘッド(空気入れ)EIF183も欲しいと思っていました。
そんな私にピッタリのセットがありました。
18Vマルチツール プラス スペシャルボーナスキット EVO183P1-JPBIです。

セット品のマルチツールプラスEVO183P1にインフレーター(空気入れ)EIF183が付いており、さらに収納バックも付いています。これしかないと思いました。まぁ、日曜大工を普段しない人がセット品を買うとしたら、必然的にこのセットになると思います。どこの家庭にも車や自転車はあるので、インフレーター(空気入れ)EIF183の使用頻度は他のヘッドよりもあるからです。

ここからは、使用していて思ったことを述べます。

本体+バッテリー

本体は、電動工具ですのでそれなりに重量はありますが、マルチツールだからといって単品の電動ドライバーより特別重いというようなことはないと感じました。気に入ったのはバッテリーです。14.4Vではなく18Vバッテリーを採用しているから、パワーが高く動作時間も長いです。
しかも、セット品のマルチツールプラスEVO183P1には、最初からバッテリーが2個付いているので、一方を使用中に他方を充電できるので、充電待ちで作業が中断といったことがなくります。まぁ、DIYをする訳ではないので、そこまで連続使用したことはありません。実際に購入してから3~4回スクーターの整備に使用しましたが、購入時に充電したきり、まだ再充電をしていません。これも、18Vバッテリーの恩恵だと思います。

ドリルドライバーEDD183

ドリルドライバーは、DIYの基本ですね。ネジ締め、ネジ外し、そして穴あけにも使用できます。私は、ネジの締め外ししか使用しませんが、スクーターのネジ外し、ネジ締めが楽に
になり、作業効率アップで大変満足です。
しかし、ネジ締めに関していえば、最終的にドライバーで増し締めしています。というのも、トルク調節が11段階でできるのですが、締めるときにどのレベルで締めていいのか判断がつかないからです。判断がつかないかといって、最大レベルで締めてネジがなめても困ります。一度適当なレベルで締めたのですが、2ヶ月後にクランクケースのネジを外そうとしたら、数本ゆるゆるになっていました。それ以来締めるときは、手の感触で解るため、最後にドライバーで増し締めしています。

インパクトドライバーEIH183

インパクトドライバーは、ドリルドライバーと違って、打撃を与えながら締め外しができます。主に、ナットの締め外しに有効です。スクーターの作業で言えば、プーリーとクラッチを締めているナットを外すときに活躍します。通常、プーリーとクラッチのナット外しは、プーリーやクラッチを回らないようにするためにホルダーで固定してから、レンチでナットを外すのですが、少々力のいる作業になります。しかし、インパクトドライバーがあれば、ホルダーで固定することなく外すことができ大変楽です。このときに「やっぱり電動工具を買って大正解だったなぁ。」と感じました。

ここで、このマルチエボのインパクトドライバーの性能について述べておきます。公式ホームページを見ると、最大トルクが140N・mと記載されていますが、少々疑問です。

私の乗っているスクーターのシグナスXのプーリーのクラッチの締め付け具合は以下となっています。
■プーリー:45N・m
■クラッチ:60N・m
これを、マルチエボのインパクトドライバーで外すと、だいたい以下の秒数が掛かりました。
■プーリー:05秒以内
■クラッチ:10秒以内
正確に測っていないのでなんともいえないのですが、クラッチ側は辛うじて外せた印象です。

しかし、先日、車のタイヤがパンクしたときに、タイヤのナットをインパクトドライバーで外そうとしたのですが、外れませんでした。車のマニュアルを見たら、タイヤは100N・mから110N・mで締めるように書いていました。最大トルクが140N・mだったら外せそうなものですが、実際は外せませんでした。140N・mは出力されていないかもしれません。

丸のこECH183

丸のこは使用していないので、今のところレビューはないです。個人的には、ジグソーの方がセットになっている方が嬉しかったです。というのも、以下でちょっと書いているのですが、

快適カスタムの中で、一番気に入っているのがフラットシートです。 シグナスXのシートの窮屈さは有名です。同僚がアドレスV125に乗っているので...

ベースシートの「こぶ」をカットするのに、活用できるのではないかと思っていました。幸い「こぶ」もカットしてくれるシート張替え業者さんが見つかったために、挑戦はまたの機会になりました。マジェスティSに乗り換えたときには、同じように「こぶ」をカットすると思うので、そのときに挑戦しようかと思っています。

サンダーESH183

サンダーも使用していないので、今のところレビューはないです。以前、エレキギターのボディーの塗装はがしをしたことがあるのですが、その機会がまたあれば、是非活用してみたいと思います。

インフレーターヘッド(空気入れ)EIF183

インフレーター(空気入れ)も購入してから、一回も使用していなかったのですが、先述したとおり、車のタイヤがパンクしました。スペアタイヤに付け替えたのですが、スペアタイヤの空気圧を測ったら、4.2[kgf/cm2]ないといけないところが2.0[kgf/cm2]になっていました。
いよいよ出番がやってきました。使用した感想ですが、注入中は少々うるさいですし、注入速度も遅いですが、どんどん空気が自動で入っていく様は大変気持ちよかったです。3~4分かかましたが、手や足を使って入れる必要はないので、大変楽でした。しかし、気を付けないといけない点があります。注入を続けていると、チューブやヘッド部分が大変熱くなります。注入時はメーターの部分を持っていたので気が付きませんでしたが、終わったのでバルブから外そうとチューブに触ったときに熱さにビックリしました。軍手をして作業をした方がよいと思います。

収納バック

収納バッグは、以下のハードバッグと

以下のソフトバッグが付いてきます。

どちらを使おうか迷いましたが、コンパクトなソフトバッグを使用することにしました。ソフトバッグ内に工具を全部詰め込むと、工具同士が接触して傷が付くと思われたので、100円ショップで購入したクッションケースに工具を1つずつ入れてから、ソフトバッグに収納しています。

以上、個人的な感想でした。持っていると絶対便利なので、お薦めです。大変いい買い物をしたと思いました。

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