(その3からの続き)
もう少し暖かくなったら、ウエイトローラーの交換をしようと思っていたのですが、そうも言ってられなくなりました。低速域の加速時に、スムーズに加速しなくなりました。突っかかる感じがあります。
経験上、ウエイトローラーが磨耗して片減りすると、このような症状が起きることを知っていましたので、すぐに察しが付きました。過去に無視して乗り続けていたら、加速がギクシャクするところまできて、渋々中を開けたら、ローラーの外側のプラスチック部分は粉砕され、中の金属部分が磨耗していることがありました。それ以来、早めの交換を心がけています。
自分でウエイトローラーを交換するようになってから、顕著にこの症状が現れています。2~3ヶ月以内に加速がスムーズにいかなくなっている感じです。
おそらく、社外品のローラーを使用しているからと思われます。
もしかしたら、メーカーが定めているセッティングをしていないので、しわ寄せがウエイトローラーにきているのかもしれません。
そんなわけで、寒い中、交換作業をしました。
交換前は9g×6個でしたが、交換後は8gと9gを3個ずつにしました。
以下、交換後1週間ぐらい試乗した感想になります。
重さに差を1gつけたので、リニアに加速していたのが、やはり加速の後半が若干早くなったのを感じました。以前のように2g、3gずつ差をつけるともっと後半の加速が早くなるのではないかと思います。
一番気になっていたスタートダッシュですが、変更前よりもラグが減った感じもしますし、変わらない気もします。もっと大きく重さを変えないと、違いが解かりににくいです。
それと、気になることが少しあります。9g×6個のときから感じていたのですが、調子に乗ってスピードを出したあとで、アクセルを緩めて再加速しようとしたら、動力が上手く伝わらない感じに陥りやすいです。これが、加速の「谷」と呼ばれている状態かもしれません。
この「谷」の状態でアクセルを回してみたいのですが、このまま強引にアクセルを回すと、ベルトが空回りして壊れる感じが手から伝わります。
(実際は、そんな柔じゃないと思いますが、、、)
試してみたいのですが、本当に故障してしまったら、どうにかして家まで運ばなければならなくなります。それが怖いので、すぐに減速して再加速でスムーズになるのを確認してから加速するようにしています。
もしかしたら、センタースプリング3%UP&JOG系クラッチスプリングのセッティングに対して、ウエイトローラー8~9g辺りの重さでは、全体的に軽いのかもしれません。
アクセルも高回転域で加減速しているので、追い抜きをしたいときに、これ以上回すことができない状態です。ウエイトローラーをもう少し重めのセッティングにしたら、少し下の回転域で加減速できるようになると思われるので、追い抜きしたいときに、さらにアクセルを回ることができるようになると思っています。
次は、8gと10gの組み合わせで試してみようと思います。
(その5へ続く)