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WINS MODIFY X ヘルメットの紹介

6年ぶりにヘルメットを買い換えることにしました。買い換える前に使用していたヘルメットは、YAMAHAのシステムヘルメット ZENITH YJ-15 です。 私はメガネを掛けているので、フルフェイス形状のヘルメットを望む場合は、システムヘルメットを選ぶことになります。

買い替えた理由は、6年も使用してヘルメット自体が古くなったこともありますが、決定打となった理由は、マウスガード(別名:チンガード、チンバー)が開けていても落ちてくるようになったからです。マウスガードの根元のネジを締めようとしたのですが、締めるどころか緩めることもできませんでした。故に、買い替えることにしました。

WINS MODIFY Xの紹介をする前に、6年使用していた ZENITH YJ-15の不満点を述べておきます。以下となります。

①シグナスXのメットインに入らなかった。
②マウスガードが開きにくかった。
③インナーバイザーの上げ下げのスライドレバーの位置が頭頂部にある。
④インナーバイザーが短い。

①は、ヘルメットが悪いわけではなく、単なる私の購入前の調査不足でした。YAMAHAのヘルメットだから、YAMAHAのスクーターのメットインには入るだろうと勝手に思い込んでいました。ネットで購入したのですが、届いてみてビックリ。全然入りませんでした。

②が、しばらく悩まされ続けました。マウスガードが開けにくいのです。ロックの構造がよく分かりませんが、どこかに引っかかって開けにくいのです。全く開かないわけじゃないので、初期不良とも決めつけにくくて、交換希望を迷っているうちに初期不良交換時期が過ぎてしまいました。ネットで購入したのも、指摘しにくかった点です。こういった確認も含めて、ヘルメットは店頭で買わないといけないなぁと思いました。(と言いつつも、今回もネットで購入したのですが、、、)まぁ、自分のはハズレだったのだろうと思ったのですが、当時アマゾンでレビューを見ていたら、同じように開けにくいと書いていたのを見て、作りが悪い商品だったと思いました。購入前にレビューを見ておくべきでした。

③も使い勝手が悪かったです。当時から、ヘルメットのインナーバイザー機構がありました。YAMAHA以外のメーカーは、上げ下げのスライドレバーの位置がヘルメットの左顎の位置にあるのですが、YAMAHAだけは頭頂部にあります。今もそうです。このスライドレバーが頭頂部にあると操作がスマートでないのです。操作しているのを傍(はた)からみると、お猿さんが頭を搔いているようなポーズだし、子供が頭を抱えているようにも見えます。スライドレバーを頭頂部に配置することで構造上メリットがあるのかどうかわかりませんが、気に入りませんでした。

④もインナーバイザーの件ですが、眩しさを軽減できると楽しみしていたのですが、バイザーを下してみると目が隠れる程度なので、下の隙間からガンガン光が入ってきます。もっと、下の方までバイザーを下せるようにして欲しかったです。おそらく、この点はインナーバイザー全般に当てはまると思います。ですので、YJ-15が特別悪い訳でなかったと思いましたが、次にヘルメットを購入するときは、考慮しようと思った点でした。

さて、私のヘルメットの購入条件は以下です。

  • システムヘルメットであること。
  • インナーバイザー付きであること。
  • 中価格帯であること。(15000円~35000円)

中価格帯の理由は、以下です。

  • 高価格帯(40000円以上)は、質は当然いいのでしょうが、 高すぎて予算オーバーである。
  • 低価格帯(10000円以下)は、安いが安全性に不安が残る。それに、バイザー交換したくなったときに、交換品が販売されていない。

そういった理由から、中価格帯を選択しました。数ある中価格帯から選んだヘルメットが、WINS MODIFY Xでした。

WINS MODIFY X に決めた点や気に入った点は以下です。

①インナーバイザーとノーズガード(別名:ブレスガード)の隙間が狭い。
②システムヘルメットなのに小ぶりである。
③小ぶりが故に、シグナスXのメットインにも押し込めば入るらしい。
④オプションパーツで、ジェットタイプにも変更できる。
⑤値段も中価格帯でも安めである。

①は、一番気にしていた点です。YJ-15の不満点④で書いていた件です。店頭で、 MODIFY X の実物を見ていたときに気づきました。インナーバイザーとブレスガードの隙間が狭いのです。狭いということは、光の差し込みの軽減が期待できるのではないかと思いました。以下をご覧ください。

1.5cm程しか隙間がありません。「1.5cmもあるじゃねーか」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。以下をご覧ください。他のヘルメットの状況です。

これらと比べると狭いことが解ります。実際に試してみた結果ですが、比較対象が、以前のヘルメットYJ-15とになりますが、確実に光の入ってくる量が少なりバイザー効果を感じられます。それと、やはりスライドレバーの位置も左顎の位置にあるのが操作していて自然でした。

②,③に関してですが、WINSヘルメットのコンセプトの1つに小ぶりに作ることがあるらしいです。システムヘルメットは可動部があるため構造上大きくなりがちですが、外見を気にされる方には小ぶりに見えることはいいかもしれません。(私は気になりませんが、、、)小ぶりに作られて良いことがもう一つあって、スクーターのメットインに入る可能性が増えるということです。メーカーからの情報によれば、このMODIFY XはシグナスXのメットインにも、シートを強く押し込めば入るかもということです。情報の出所は、以下となります。

こちらは、2りんかんのWINSヘルメットコーナーに置いてあった印刷物です。メーカーが提供している情報です。隅にQRコードが記述されています。余談ですが、この印刷物には各WINSヘルメットと代表的なスクーターのメットインとの格納可否が載っています。非常に有益な情報だと思い、QRコードからURLにアクセスしたのですが、なぜだか、アカウントとパスワードを求められる画面が出てきて、それ以上先には進めませんでした。もしかしたら、販売店にしか公開していない情報なのかもしれません。

余談はさておき、この印刷物の情報によれば、MODIFY XはシグナスXのメットインにはシートを強く押し込めば入るかもということになっています。ちなみに、MODIFY Xは頭部にある風の吸入口が立体的になっているWINSシステムヘルメットの最新モデルです。通常モデルのMODIFYがあるのですが、そちらは吸入口が立体的になっておらず丸みのあるシンプルな外観になっています。先述の印刷物の情報によれば、通常のMODIFYはシグナスXのメットインにしっかり入るそうです。私は購入時にこのことを知っていたので、 通常のMODIFYにしようかと思ったのですが、あえて MODIFY Xにしました。理由は、以下です。

  • 最新モデルで色々改善されているかもしれない。
  • 以前使用していたYJ-15をヘルメットホルダーに掛けて使用していたので、今更メットインに入らなくても気にならない。
  • 既にメットインにはいろいろ物が入れているので、今更ヘルメットを入れる気がしない。

これらの理由の他にもう一つあります。それは、、、

  • 立体的な吸入口が、何だかガンダムチックでカッコいい!

でした(爆)。外観は気にしないと言っていたのを撤回しないといけないかもしれません(反省)。

最後に、小ぶりに作られていることに対するデメリットと思われることを挙げておきます。それは、口元にスペースがありません。ヘルメットを被った状態で口元に視線を送ると、明らかにYJ-15に比べて空間のなさを感じます。これがデメリットかどうか解りませんが、人によっては圧迫感を感じるかもしれません。中には、逆に密着感がいいという方もおられるかもしれません。

④については、こういう3WAY方式に変更できるヘルメットは他にはない特徴です。夏なんかはジェットタイプにすると、顎周りが涼しくなり、視界も広がるので快適になるかもしれません。

⑤に関しては、いろいろ適応力があるのにもに関わらず抑えられた値段なので、お買い得感を感じました。価格の安さも購入の決め手になった理由の一つでした。OGK KABUTOのKAZAMIと迷っていたのですが、10000円近くの差があったので、こちらにしました。

使い込んで気づいてたことがあれば、また紹介していきたいと思います。

追記

シグナスXのメットインに入るかどうかの検証です。私の3型のシグナスXはシートを改造しています。

快適カスタムの中で、一番気に入っているのがフラットシートです。 シグナスXのシートの窮屈さは有名です。同僚がアドレスV125に乗っているので...

故に「こぶ」をカットして、裏側は蓋をしている(上記事参照)ので、当然入りませんでした。同僚のシグナスX4型(シート無改造)のメットインに入れさせてもらったところ、シートを閉じるときに少し押し込めば、きっちりシートが閉じることを確認しました。

5ch:
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