（その１からの続き）

自分でウエイトローラーの交換をできるようになることを決意し、書籍やネットの情報を元に、道具を購入して、できるようになりました。交換手順を知りたい方は下記を参考にしてください。なるべく詳細に書いたつもりです。

それでは、試したウエイトローラーの重さのインプレッションを下記に示します。使用しているプーリーは、星野設計のエクストリームローズです。

■セッティング１：8g×３個＋11g×３個

最初に試した設定です。ネットの情報を見て、良さそうなことを書いていたので採用しました。

■セッティング２：9g×３個＋11g×３個

セッティング１の設定では、アクセルをひねってから動き出すまでにラグがあることに気付きだしたので、軽い方を1g重くしました。

■セッティング３：10g×３個＋12g×３個

セッティング２の設定では、高回転になってからクラッチが繋がるのが、少し程度改善しただけだったので、思い切ってさらに両方の重さを1gずつ増やしました。

■セッティング４：9g×３個＋12g×３個

セッティング３の設定で、大分ましになりましたが、重さに差をつけたらどうなるかと思い、軽い方を１ｇ戻しました。なんとなく、加速がスムーズになった気がしました。軽いローラーで速くプリーリーを回しだし、スピードが出てきたら重いローラーが加速を追加しているような気がします。

■セッティング５：9g×３個＋13g×３個

セッティング４の設定で満足したのですが、重さにもっと差をつけたらどうなるかと思い、重い方を１ｇ増やしました。２台同時に乗り比べできないので、正直違いが解かりにくかったです。元に戻すの面倒でしたので、今はこのセッティングで乗っています。

ここまで、改善してきたのですが、アクセルをひねった瞬間のグイっと押し出されるようには改善できませんでした。そのことに気付いたのは、同僚がシグナスXの台湾２型に乗っているのですが、乗らせてもらったところアクセルを捻ると同時に前へグイっと出ることに気付きました。明らかに、私が乗っている国内３型とは出だしが違います。クラッチかセンタースプリングを強化版に交換したらいいのでしょうが、どちらを交換したいいのか解かりません。過去に国内２型に乗っていたときに、両方一気に強化版に変えて、走行中にアクセルを離すと強いエンブレが掛かる状態になるようにしてしまったことがあるので、怖くて手が出せないでいます。でも、その前にクラッチだけは、バラして元に戻す手法をマスターできていないからです。

■セッティング6：8g×３個＋13g×３個　（2017年09年18日 追記）

スムーズに加速しなくなったので、11ヶ月ぶりに交換しました。持ち合わせのWRでセッティング５の組み合わせを継続しようかと思ったのですが、8gが３個あったので、実験として、前回より軽い方を1g軽くしました。個人的な感想としては、「出だし」も「60km/hからの再加速」もトルクがなくなったように感じました。元に戻すのが面倒なので、しばらくこのまま乗りたいと思います。取り外したWRはボロボロでした。13gの１つは外側のプラスチック樹脂が割れていました。加速がスムーズになり、満足してしまった感があります。

(その３へ続く)