④クラッチスプリングを外す

Eリングの取り外しが終われば、クラッチスプリングを外していきます。

以下がクラッチスプリングです。

クラッチスプリングを外すには、マイナスドライバーなどで外す方もおられるようですが、以下のような専用の工具を使用した方がやりやすいです。

専用工具の先端のフックを、クラッチスプリングの隙間に差込んで引っ掛けます。

下記のような感じで、クラッチシューを靴の裏と左手でしっかり固定して、フックを引っ張ってクラッチスプリングを外していきます。

３箇所、外します。

外し終えました。

⑤クラッチシューを清掃する

クラッチスプリングを交換する前に、折角なのでクラッチシューを清掃しましょう。

クラッチシューを分解すると以下のようになります。

（どうしても、クラッチシューが一箇所、支柱から外れませんでしたw。）

パーツクリーナー等で洗浄することを推奨します。

はじめて分解すると解りますが、分解している最中に丸いゴム部品がポロリと落ちてきます。（上記の写真では、左側に写っている部品）

「えっ!? どこに付いていたのだろう。」と少し焦ります。答えは以下です。クラッチシューを閉じる前にはめておきましょう。

クラッチシューを閉じると隠れて見えなくなります。

以上、分解したときの注意点でした。

（次に続く）

（最初から）