シグナスX ローダウンブラケットの取り外しの理由

シグナスＸのローダウンブラケット取付の感想

購入動機 上記の記事で、フラットシートを導入して足が伸ばせるようになったが、シートの後ろ側に座ると足つきが悪くなることを...

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上記のように、シグナスXにローダウンブラケットを取り付けましたが、当初のもくろみが外れて足つきは改善しませんでした。
改善するどころか、センタースタンドでバイクを立てようとすると、取り付け前より踏みつける力が必要となりました。

デメリットが目立つので取り外すことを考えたのですが、自分で取り付けていないので取り外し要領が解からず、そのまま使用していました。

そして、バイクを立てるときの負荷にもなれ、5カ月が過ぎようとしたときに、
事件が起きました。

朝、会社に着いてバイクを立てようと、センタースタンドのペダルを踏んだときに、バイクは起き上がることなく、ペダルだけがフニャーと根元から裂けてしまいました。

大変焦りました。会社に着いたのにバイクが立てられない!!と。
いろいろなことが、頭の中を駆け巡りました。

• スクーターって寝かせて置いて大丈夫？
• どっかから、ガソリンが漏れてこない？
• いやいや、さすがに寝かすのは問題だろう。

幸い、私のバイクの駐輪場所の右側は壁になっているので、とりあえず、右ハンドルのエンドバー部分を唯一の支点として、立てかけるみることにしました。
奇跡的に、バランスを保って立ちました。

「これでよし!」

とはいきませんよね。
こんな不安定のままでいいわけがありません。

そして思いました。

• このまま立て掛けることができない場合、家に帰るしかないが、家に帰ってバイク屋が開店するまでの１時間バイクに跨ったままなのか？それとも、走り続けるか？
• バイク屋の開店待ちの間にトイレにいきたくなったら、どうする？

大ピンチです。

ここまで読んだ方の中には、
「なんで、サイドスタンドを使わないの？取り外しているの？」
と、疑問に思っておられるかと思います。

そうなんです。スクーターにはサイドスタンドがあるのですが、このときの私は頭が真っ白になっていました。普段使用していないため、その存在を全く忘れていたのです。
それくらい、パニックになっていたということです。
サイドスタンドの存在に気づくまで、３分は掛かったと思います。

というわけで、大した効果のないローダウンブラケットを取り付けたせいで、5カ月後センタースタンドを交換することになりました。

後日、お世話になっているバイク屋でセンタースタンドを交換してもらいました。

「はて？センタースタンドって、どうやって交換するのだろう？サイドスタンドを立てたままの状態で交換できるのかな？」と思っていたら、以下のように状態になりました。

バイクをつり上げるのですね。
自分のバイクが、宙に浮いているのなんてなかなか見られないので、記念に撮っておきました。

センタースタンド交換後、もちろんローダウンブラケットを取り外してもらいました。
足つきは、やはり変わらない印象でした。

気になるお値段は、工賃込みで12000円ぐらい掛かりました。
高い授業料でした。

まとめ

ローダウンブラケットは付けない方がいいです。

2020年05月31日追記

本記事をご覧になった方から、「ローダウンブラケットが悪いというよりか、リヤキャリア側が重たいのでは？」と助言がありました。指摘されてドキッ!!としました。確かにリアボックスがすごく重いんです。

リアキャリアの耐荷重が5kgに対してリアボックスが5kgあります。ということは、何も入れることができません。しかし、耐荷重を律儀に守っていたら、ただの飾りになってしまいますので、実際はいっぱい物を入れています。雨ガッパを始め、ちょっとした工具も入れています。一番重いのが空気入れの電動ドライバーです。結局、リアボックス込みで総計10Kgぐらいあるかもしれません。

故に、センタースタンドで止めると前輪が大概浮いている状態です。

馴染みのバイク屋にオイル交換に行くと、「当店にメンテで来るバイクで、前輪が浮いているのは君のバイクだけだ」と、いつもイジられています。

確かに「ローダウンブラケットが悪いというよりか、リヤキャリア側が重たい」のが原因だったのかもしれません。