シグナスX センタースプリング&クラッチスプリング詳細交換手順(その2)

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①46mmナットを外す

まず、最初に46mmのナットを外す必要があります。

シグナスXのクラッチアッセン

46mmのナットを外す前に、印を付けておくのが定石のようです。私の場合は、最初から印が付いていました。(薄い青色のマジックです。写真撮影後に黒く太くマジックで描きなおしました。)

シグナスXのクラッチアッセン

いろいろ工具を買って試行錯誤した結果、安全に分解するには、以下の道具が必要と結論付きました。「46mmソケット」と「クラッチコンプレッサー」です。

46mmソケットは、DAYTONA製です。

デイトナ46mmソケット

クラッチコンプレッサーは、メーカー名は解りませんが下記のようなものです。

クラッチコンプレッサー

クラッチコンプレッサー

「ウエイトローラーの詳細交換手順」のところで紹介したものとは違い、高さがもっと高いものです。46mmナットを外すと、縮んでいるセンタースプリングが勢いよく伸びようとしてパーツが顔などに当たる危険があるので、それを回避するために使用します。

下部の円のところに3つの凸が付いています。何のためにあるのか、いまいち不明です。ネットの情報で邪魔だからカットしたというのを見て、私もそう感じたのでグラインダーでカットしました。

しかし、カットしなくても問題なく使用できました。

クラッチコンプレッサー

それでは、46mmナットを外して行きます。

クラッチアッセンの46mmナット側を下にして、以下のような感じで挟み込みます。

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

ひっくり返して、ハンドル部分を靴の裏どうしで挟みこみ固定します。

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

46mmナット部分に、46mmソケットをセットします。

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

12.8mm角のラチェットを取り付けて、回して外します。

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

家庭用工具として使用するラチェットは9.5mm角のものが大半だと思いますので、以下のような12.8mmへの変換アダプタが必要になるかと思います。

変換アダプタ

しかし、私の場合は、下記のような12.8mm角のビットを使い、

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

電動インパクトドライバーを活用して取り外しています。

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

電動工具使ってますか? あったら大変便利ですよ。 ホームセンターで買った組み立て家具を作成する際に、「あったら便利だろうなぁ。」と常々思っ...

かなりきつく締まっているので、電動インパクトドライバーの力を借りたいところです。

クラッチコンプレッサーとクラッチアッセン

46mmナットが取れました。

(次に続く)

②センタースプリングを緩めて外す 46mmナットが取れたら、せっせとハンドル部分を回して緩めていきます。 半分ぐらい緩めまし...

(最初から)

以前、「ウエイトローラーの詳細交換手順」を紹介しましたが、クラッチ側のスプリングの交換方法を習得したので詳細に紹介したいと思います。 ...
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