上記のようなことがあり、それ以来、愛車シグナスX(国内3型)のエンジンを掛けるときに不調が続いています。大きな不調は2つです。
不調な状態
1つ目は、セルスイッチを押したときにキュルキュルとエンジンが掛からずに、ウィーンていう音がひたすらするときがあります。
これは、ネットの情報を見て推測したところ、スタータークラッチ(ワンウェイクラッチ)というのが故障しかかかっていると思われます。
2つ目は、キックペダルで掛けようとしても、キックがスカスカで掛けられません。
これは、吸気バルブまたは排気バルブのところにカーボンのカスが詰まり、バルブがしっかり閉まらずに、圧縮が効かない状態とのことらしいです。
「カーボン噛み」とか言うそうです。
これの解決方法は、素人(私)にはガソリン添加剤を入れて様子をみるぐらいです。
1つ目の解決方法は、スタータークラッチを交換することです。
スタータークラッチは、プーリー&ランププレートの奥にある部品です。
ネットの情報を見ると、ウェイトローラーの交換ができる人は簡単にできるということなので、トライしてみました。
購入したのは、以下のように純正部品と思われるものを購入しました。
スタータークラッチには、小さな円柱の玉が4つ付いているのですが、社外パーツには、以下のように5つ付いているものがありました。
素人の考えで、数の多い方がエンジンが安定して掛かりやすいのかなと思い、5つの方を買おうとしたのですが、レビューの中で、純正よりも少し厚みがあるような書き込みを見つけました。
厚みがあると、ランププレートの位置からずれてくるので、何か影響があってはまずいと思い、却下しました。
ワッシャー1枚で加速感が変わってくる世界なので、ここらへんはシビアに感じています。
スタータークラッチの取り外し方
さて、いつもどおりプーリー&ランププレートを取り外していきます。取り外し方は、以下を参考にしてください。
プーリー&ランププレートを取り外した奥に見えているのが、スタータークラッチです。
スタータークラッチはハマっている状態なので、取るときは、少し力が要ります。
プーリー&ランププレートのように、すっとスライドする感じでは取れません。
掴んで手前にググッと引っ張ると挟まっていたのが外れて動き出します。
動き出したら、すっと取れました。
外したスタータークラッチを見ると、4つあるはず円柱の玉が3つしかありませんでした。もしかしたら、スタータークラッチを取り外したときに紛失したのかもしれませんが、これが原因で、エンジンが掛かりにくくなっていたのかもしれません。
以下は、新品のスタータークラッチです。ピンクの〇印で囲っているところが先述した円柱の玉です。これが1つ無くなっていたのです。
円柱の左側にはスプリングがセットされています。左に写っている黒い輪っかは、円柱とスプリングが輸送時に外れないようにセットされていたストッパーです。取り付け時には外します。
以下のように、円柱の玉とスプリングだけでも販売されています。実は、これだけ購入すればよかったのかもしれません。
スタータークラッチの取り付け方のコツ
新しいスタータークラッチを取り付けるには、コツが要りました。
事前にYouTubeを見て、コツが要ることを知っていました。
スタータークラッチを奥に差し込んでいくと、正しいポジションまで入らずに止まります。
そこで、時計回りに捻ります。そこで奥に押し込んでも、まだ入りません。
次に反時計回りに捻りながら奥に押し込むと、正しいポジションにハマります。
ハマったときは、カポっと奥にハマる感覚があるので、すぐに解かります。
以上が、ハメるときのコツでした。
後は、いつものように組み付けています。
改善状況
スタータークラッチ交換後の状況ですが、概ね改善しました。
一度だけ掛かりにくいことがありましたが、少なくともウィーンといって、セルモーターだけが回っている状況には一度もなっていません。
一度だけ掛かりにくかった状況は、おそらくカーボン噛みのせいだと思います。
最近は給油の度に、ガソリン添加剤を注入しているので改善してきている状況です。おススメのガソリン添加剤は、やっぱり定番のこれですね(↓)。
この調子で、オドメーター99999Kmを目指したいと思います。(現在88500Km)
コメント
参考になりました、
まあ、まだ問題な無いんですけど
> miburoさん
お久しぶりです。いつもコメントありがとうございます。
「参考になりました」、くぅ~、嬉しい言葉です。
書いているときは、こんな情報「役に立つのか」と自問自答しているので、心が救われました。